じゅんきゅん

好きな人は王子様だ

掛け持ちの話

 
 
突然何を言い出すのかというと、私が掛け持ちをしている理由をしっかりとまとめておきたくなったので。
 
 
関ジャニ∞は47のDVD出という、なかなかない応援の始め方をしました。それも、Hey!Say!JUMPの1stコンサートのDVDが店頭になかったから、その代わりに買ったDVDが数ある中での関ジャニ∞の47だった、ただそれだけ。
関ジャニ∞のコンサート、気になる。」手に取ったのもそんな単純な興味からです。
 
本当に不思議だけどこういうのって巡り合わせっていうか…こうなるのは決まってた事なのかなぁ、なんて今になると思います。運命は生まれた時から決められている説は信じちゃうタイプ。
 
そしてそのDVDを見ているうちに誰もを安心させるような大きな声で笑い、今はもう無い銀歯を見せながら(大好きだったのに!!)たくさんニコニコし、時に色気たっぷりに、セクシーに歌い踊る大倉忠義に堕ちるのです。
 
 
エイトに堕ちたときにまず感じたのが「なんでこんなに面白いの!?」ということ。
私は顔的に言えば(ジャニーズにハマるくらいだから)かっこいい人が好きですが、それよりも何よりも好きなのが面白い人です。
その面白さにやられてからはひたすら47を見ては見ては見てそして見て…の繰り返しでした。
 
そこからコンサートに行ったり、エイトが出てるテレビを見たり、雑誌を買ったり…と何年もエイト一筋のおたくをしていました。
 
もう5年くらい情報は完全にTwitterで追いかけていた訳で、そうするとフォローしている人の、エイトだけじゃない他の情報も流れてくるわけです。
いつの間にか私のTLにはよく【関ジュ○/△】というレポが流れてくるようになっていました。これが初期洗脳です。
 
 
それから少しあって、2014年の4月23日にジャニーズWESTがデビュー。
 
その当時デビューについてはぼんやりと知っていた程度で、あまり深く調べたり知ろうとすることはありませんでした。
 
 
しかしある日、友達が私にCDを貸してくれました。ええじゃないかのなにわ侍盤、PV盤、忍ジャニ盤、の3つ。
その頃は色々なことが立て込んでいて、借りてからすぐには見ることもなく家に置きっぱなしで。
でもおばあちゃんの家で過去の少クラを見ていたら(私の家はBS難民)、ちょうどその回が桃太郎の回の少クラで…。
その時は重岡くんがその場にいないnotフルメンバーだということにすら気付かずして、その空気と面白さ、テンポ感、グループの雰囲気…完全に惹きこまれていました。私の堕ちる基準は毎度のことながら面白さのようです。
 
その日はすぐさまCDを貸してくれた友達に「面白い!」と満足するまでキャプを送りまくった後に、家に帰ってなにわ侍盤を見ました。
 
ああ、これは完全に堕ちたと思いました。
だって、この人たち、どの瞬間にもキラキラしてる。
エイトに初めて惹きこまれたあの時のように、私は来る日も来る日もDVDを見ていました。
 
 
その時に、少しよぎったんです。
 
"担降り"
というヲタク界隈ではよく聞くフレーズが。
 
 
正直、その時の「好き」の勢いは本当にすごかった。
もちろん初めて知ることが多すぎるからどうしても何もかもが新鮮に感じてしまうというのが大前提としてあるけれど。
その頃はこの好きの勢いのまま、WESTに担降りするのだろうか、常にそうぼんやり考えていました。
 
 
そして8月9日と10日、私の中の気持ちがはっきりとしないままに、大倉担を名乗ったままに、関ジャニ∞の十周年イベント、十祭に行きました。
 
初日の内容として、何も不満がなかった。本人たちの魅せ方だけではなく、客席の一体感、予想もしなかったセトリに対する沸き方も含めて。というか、ファンの声を聞き入れた、十周年の集大成、彼らがその時に成せる最高傑作をドーン!とあの大きな会場で見せられてしまった気がした。
 
公演が終わってから静かに、もう何も思い残すことはない、そう思えてしまった。私はこの人たちのことが本当に大好きでたまらない、そんな気持ちを残したまま。
 
 
 
そして2日目の10日。本当はチケットが取れなかったのに、優しい方のご縁があって入れることになりました。
そしてこの日の大倉くんの挨拶が、私にとっての大きなターニングポイントとなりました。何でかって、私がその時に欲しかった言葉を全てくれたから。
その内容は改めて記事にしたくなるほどの、私の中での大きな出来事で、思い出だったんです。今でもその挨拶をずるずると引きずっているくらいに。
 

十祭の大倉くん挨拶 - じゅんきゅん

 
 
でもそこから実はどうでもいい人にとっては本当にどうでもいいのかもしれませんが…某週刊誌が立て続けにあって…(笑)
 
あれっ?て。
はっきり言葉にはできないけど、自分の中の何かが抜け落ちたような気分になった。今思うと、きっかけって本当に些細なことだと思います。でもあまりにも(もちろんだけど)予告のない突然の出来事すぎて、十祭の余韻にずっと浸っていた私にとっては、ただただぽかんとすることしかできなかった。呆然としていました。
 
 
その時から実は、エイトの曲が一切聴けなくなったんです。
 
ぼんやりと、その事実というか、エイトから避けてしまっていて。そこに向き合う気にもなれないまま、エネルギーを失ったまま、全く消化できないままに過ごしていました。
 
 
でもある時、何の気なしにiPodをシャッフルしていたら流れたんです。十祭の本編ラストの曲、大阪ロマネスクが。
 
その時は何も考えずに音楽を流していたはずなのに、その曲がいつの間にか耳に入ってきていて、気付いたら泣いていたんです。なんで泣いてるのかも自分の中でしばらく理解できなくて、じっと考えてみたら「十祭だ」って。
 
それを理解した瞬間に自分の中の今までぼんやりしていた部分が全て繋がって、私はこれからも大倉担で、エイトから降りる訳もないんだと確信しました。この先もこの人たちから目を離したくない。そう思いました。
 
 
まだこの頃はWESTについては担当も決まっていなかったので、その時に大倉担とWEST担の掛け持ちをしよう。と、やっと心に決めました。
 
 
 
大倉担と淳太担(中間担よりこっちがしっくりくる)になった今でも、どっちが上だとか、どっちの方が好きかなんてなくて、どちらも好き。
好きの大きさは0.5と0.5になったわけじゃなくて、1と1。応援したい人が増えただけ。
私の中ではそう考えて、捉えています。だから掛け持ちなんだな、と。
 
これから自分の気持ちがどうなっていくのかなんて全く予想がつかないけれど、現時点での状況はこうです。今応援したいと思うのは、これからを自分の目で見ていきたいと思うのは、大倉忠義くんと、中間淳太くんと、その2人がいる関ジャニ∞ジャニーズWESTなんです。
 
 
うまく言葉にできているかどうかは分からないけど、個人的なまとめでした。